フィルム時代の現像と言えば、感光させたフィルムを薬品に浸けて画像を炙り出す作業を指した
私はモノクロの経験しかないが、ダークバッグという袋の中で、パトローネという筒からフィルムを取り出しドラムに巻き付ける
そして 現像>停止>定着と薬品を入れ替えると 真っ黒だったフィルムに画像が現れる
これこそが現像だ
ところが最近はデジカメにも「現像」という言葉が使われる
RAW形式のデータを、JPGなど誰にでも見れる形式に変換することを指すので、由来は理解できる
実際にはその過程でレタッチと称する画像処理を経てJPGに出力するため
ほとんどの人はレタッチのことを現像と呼んでいるようだ
今日はレタッチの一例を紹介しよう
上の作品は、ミラーレスカメラ SONY α6000に16-50mmというレンズで撮影したもの
ご覧のとおり、外周が湾曲してしまっている
lightroomといソフトにはレンズの特性を補正する機能がある
□レンズプロファイル補正を使用
というところにチェックをつけると、下記のように補正されるのだ
とは言うものの、上のオリジナルの方がいいと思う
現像ソフト
